セールス課の河口万里です。
大晦日の今日、私は一年を振り返りながらブログを書いています。みなさまにとって、2022年はどの様な一年でしたでしょうか。
最近、我が家では植物栽培にハマっています。YouTubeをみていると、菜園の専門家や農業をされているプロの方のノウハウが聞けて、いい時代だなあと感じているところです。そこで、最近学んだ植物栽培のことや、自然界についてお話をしたいと思います。
10年前に屋上を緑化した際に植えたレモンの樹が、今年は大豊作でした。例年だと、10個や20個くらいしか実がつかなかったのですが、土づくりや肥料の与え方を勉強して大事に育てたところ、なんと100個くらい収穫できました。炭酸水やお酒にしぼって、毎日楽しんでいます。
さて突然ですが、小学校で習った植物の成長に必要な4つの要素は何か覚えていますか?
答えは、空気、水、光、適度な温度です。
空気というのは、二酸化炭素と酸素のことで、酸素は植物は人間と同じように呼吸をしているために必要で、二酸化炭素は光合成に必要です。植物は、光エネルギーを使って、二酸化炭素と水を原料にして炭水化物を作っているわけですね。そして、光合成の過程で、水が分解されて酸素が放出します。
うちでは、この時期はとても寒いので、適度な温度を与えるためビニールのトンネルをつくってその中で栽培しています。写真は、キャペツの栽培の様子です。さらに土の上には、もみ殻燻炭を布団代わりに敷いて保温効果を高めています。
4つの要素(水、光、空気、適度な温度)以外に、養分が加わるとより生育がよくなります。栄養素というと、窒素、リン酸、カリウムが知られていますが、水素、カルシウム、マグネシウム、硫黄など生育のために大量に必要するものは多量要素といわれます。また、たくさん必要はないけれども、微量要素といわれる鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、銅、塩素も植物の生育に必須だそうです。
窒素、リン酸、カリウムは肥料として売られていますが、実はマグネシウム、カルシウムや微量要素は、厳密には肥料ではなくミネラルといわれています。海の近くの農家さんなどは、海水を畑にいれるということを聞いたことがあります。海水には塩分をたくさん含むので、植物によっては生育上よくないものがあるようです。そこで、海水から塩分を取り除いた、にがりを植物に与えています。
ところで、家庭菜園や農業の畑だと、肥料などの必要な要素を人が与えているのに、森林の植物には必要ないのかと考えたことはありませんか?
森林では、枯れた葉が土に返って養分にしているというのは想像できますが、それだけで足りるのかと考えていたのです。答えは、森林の生態系には、植物のほか、動物や土壌生物、微生物などが存在し、食物連鎖の関係でつながっているということなのですね。
森林に生息する生物の遺骸(有機物)を土壌生物や微生物が分解して、無機物となります。それを栄養として植物が吸収して成長します。植物は、光合成を行うことによって、空気中の二酸化炭素を酸素に変えます。その結果、動物をすることができ、植物をエネルギーに生きていくことができます。これらのことが、人の手を加えずに自然に行われているという奇跡に感動をします。
一説によると、地球上のほとんどすべての酸素は光合成に由来するそうです。だとすると、森林の木を切り崩して、太陽光パネルを敷くことに違和感を感じます。環境破壊が叫ばれている今、私たちが行うべきことは、この自然界に感謝をすること、そしてこの絶妙なバランスのもとに成り立っている生態系を崩さず、共存していくことではないでしょうか。
【おまけ】
前回のBlogで亀田製菓さんの「ハッピーターン」に入っているハート型のお話をさせていただきました。
・ハート型が入っている確率 1/100袋
・ハート型が2個入っている確率 1/10000袋
先週、久しぶりに購入したハッピーターンに1つハート型が入っておりました♪


今年の締めにはピッタリなラッキーアイテムですね!
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。