みなさんこんにちは!生産管理チームの井出です。

ニュースでは、全国の何か所かで真夏日を記録した、
5月としては観測史上最高気温を記録したなど報道されています。
真夏日2

私には日の出・日の入りの時刻をチェックする習慣があります。
日の出時刻は間もなく年間で最も早くなります。
大阪府では6月10日~中頃に4:44、
また日の入りは6月末~7月初旬に19:15と最も遅くなります。

「光陰矢の如し」といいますが、酉年の新年を迎えたのはついこの間のことと思っていたのに、もう間もなく夏至を迎え梅雨を経て、いよいよ本格的な夏を迎えます。
季節の移ろいは早いものです。

この世で誰人にも最も公平に与えられているもの、それは「時間」です。
確かにそうですが、どう考えても最近めっぽう時間が経つのが早く感じられてなりません。
一週間があっという間に過ぎる、一月があっという間という具合です。
今思えば、子どものころ特に小学生のころは時の流れがとてもゆっくりで、
このゆったり感がずっと続いていくような感覚をもっていたことをぼんやりと覚えています。
でも中学生、高校生と時計の針の進行速度がどんどん早くなっていきました。
時間の経過が加速度的に早くなっていきました。
その後は時間に追われる生活です。
これは私だけが感じていることではなく、ジャネーの法則といって
心理学的にも証明されており、人間だれしも同じように感じる現象らしいのです。

では、今の自分と子どものころ、何が違うのだろうと考えてみました。
一つ思ったことは「好きで夢中になれる何かがあったな」ということです。
あのころ、学校から帰るとすぐに家を飛び出していました。
ある時期は野球に夢中になり、またある時期は漫画雑誌に夢中でした。
友だちの家に集まって2~3種類を回し読みしていました。
次の発売日をわくわくしながら待っていたことを昨日のことのように思い出します。
子どものころ2
そして、思いつきました。
そうだ、ほんの気持ちだけでも時の経過をゆっくりと感じたければ、
夢中になれる何かをもつことかもしれない。

今から夢中になれる何かを探してみることにしよう。
以前から挑戦してみたいと思っていたこと、
川柳・俳句・落語(聴く)・読書・三味線・旅行(アンコールワット、プラハとモルダウ河、パリのカフェ…)
プラハ
とりとめもなく空想がふくらんでいく…
空想するだけでも「ああ楽しい」という気分になれた、少年時代のように。
次は本当に新しいことに挑戦して「矢の如し」「光陰」を少しだけゆっくりさせてみようと決意だけはしているが…
次の機会、みなさまにどんな報告ができるかなと思いつつ…それではまた。